フリークアウトHD、米Mobile Actionと資本業務提携 子会社の本田商事の戦略的パートナーに
株式会社フリークアウト・ホールディングスは、米Mobile Action, Inc.と資本業務提携を締結した。子会社であるアプリビジネス専門商社の本田商事株式会社のグローバル展開における戦略的パートナーとすることが決定している。
Mobile Actionは、2013年にサンフランシスコで創業。Apple Search Adsの運用自動化ツール「Searchads.com」、アプリ検索最適化サービス「Mobile Action」等を提供中だ。ASO(App Store Optimization)を起点として、ユーザーがアプリストアで検索する際の「キーワード」に特化し、アプリ紹介ページの改善やApple Search Adsのキーワード提案・キャンペーン管理のための支援ソリューションを展開している。
世界65カ国のアプリ市場のデータを所持し、adidas、eBay、Groupon、Hilton、Reuters、Yahoo!などの企業の15万以上のアプリで利用されている。なお同社は、2019年1月よりAPAC Managing Directorとして、元グリー・元フラーの三野泰宏氏が就任している。
フリークアウトグループでは、2019年1月に本田商事株式会社を設立。アプリビジネスの専門商社として、グローバル展開を狙うアプリ事業者向けに、インバウンド・アウトバウンドのクロスボーダーPR支援事業、海外メディア事業を提供しており、Mobile Actionを戦略的パートナーとすることで、両社が保有するリソース、ノウハウ、ネットワーク等において相互補完的な利点を活用するのが狙い。今後はアジア地域において「SearchAds.com」「Mobile Action」をアプリデベロッパーや広告代理店に向けて、フリークアウトが独占的に販売。さらに双方向的なマーケティング協業を進める。