DGコミュニケーションズ、不動産業界向けに位置情報+行動解析サービス「ジオリーチ」提供開始
株式会社デジタルガレージの子会社である株式会社DGコミュニケーションズは、不動産業界向けに、位置情報データによる行動解析サービス「ジオリーチ」の提供を開始した。新築分譲マンションデベロッパーを中心に提供を行うとのこと。
「ジオリーチ」は、株式会社アイリッジの位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」内に保有するビッグデータと、広告配信事業者等のパートナー企業が保有するデータをベースに行動解析を行い、ユーザーの位置情報を利用したマーケティングやターゲティング広告を実現するサービス。「popinfo」は、2017年8月より提供開始し、現在ID発行数は1.2億となっている。一方、DGコミュニケーションズは、不動産広告に50年以上関わっているという。
今回、国内外の新築分譲マンションデベロッパー各社へ「ジオリーチ」を提供し、マーケティング分析を支援するとともに、アイリッジの「ジオリーチ」提供領域を拡大するのが狙い。これにより「首都圏ターミナル駅勤務者の推定居住地」「開発予定地半径1km圏内に居住する生活者の行動エリア」などを分析し、実際の生活行動エリアや推定属性に対して販促が可能となる見込みだ。
なお、氏名・メールアドレス・住所・電話番号などの個人情報はいっさい利用せず、AppleのAdvertising Identifier、GoogleのAdvertising IDをユーザー識別子として利用する。位置情報の利用は許諾を得たユーザーのみを対象とし、オプトアウトは端末の設定により可能。