ユナイテッド、株式売却で2019年2Q決算は大幅増収に 前年同期比で10倍を超える増益

ユナイテッド株式会社は、2019年3月期第2四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :188億5800万円(前年同期比 173.3%増)
営業利益   :122億1900万円(前年 9億5000万円)
経常利益   :122億0600万円( 同 9億4400万円)
四半期純利益 :80億8000万円( 同 5億6600万円)

アドテクノロジー事業は、売上高減少トレンドが下げ止まるも減収減益、ゲーム事業は既存タイトルの売上逓減と新規タイトルリリースに向けた開発投資の継続により減収減益、コンテンツ事業はキラメックス株式会社をはじめとしたグループ会社が好調なものの、新規事業への先行投資が増加したため、増収減益だった。一方で、インベストメント事業において、第1四半期連結累計期間において、投資先であるメルカリの上場に伴う株式売却を行ったことで、売上高130億4400万円(前年同期比4463.2%増)、セグメント利益129億0500万円(前年同期比5054.4%増)の大幅増収となった。
この結果、全体での売上高が前年同期比173.3%増、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で10倍を超える増益となった。

あわせて同社は、2019年3月期通期の業績予想(2018年5月8日発表)の修正を発表。前回は非開示としていたため、今回修正での発表となる。また、不確定要素が大きいため、レンジ形式での予想となっている。

【2019年3月期通期連結業績予想の修正(2018年4月1日~2019年3月31日)】
売上高  :269億円~291億円
営業利益 :100億円~110億円