電通とNTT、「クリエーティブとテクノロジーの融合」領域の研究で共同プロジェクトを開始
株式会社電通と日本電信電話株式会社(NTT)は、クリエーティブとテクノロジーの融合で、新たな感動体験を創造する共同プロジェクトを始動したことを発表した。それぞれの研究機関であるDentsu Lab TokyoとNTTの研究所とで、2020年6月30日までを目途に、研究を進める。
第1弾として、リアルタイムに競技空間やライブ会場を“丸ごと伝送・再現”する作品「+3人称電話」(プラスさんにんしょうでんわ)を制作。10月13日~11月18日にNTTインターコミュニケーション・センターで行われる特別展「“感じる”インフラストラクチャー 共感と多様性の社会に向けて」に共同出展する。「+3人称電話」は、体験者をリアルタイムで切り出してディスプレイに表示することで、お互いを第三者の視点から観察して対話できるという。
今回の共同プロジェクトは、ICTを必要としていたDentsu Lab Tokyoと、優れたクリエーティブが必要と考えていたNTTの研究所の意向が一致したとのこと。今後は、新たな感動体験の創造と、そのプロセスを通じた次世代クリエーティブ・テクノロジスト人材の育成を目指す。