博報堂、ブロックチェーン事業を手掛けるPoliPoliと業務提携 「トークンコミュニティ」で協業へ

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、ブロックチェーンスタートアップ企業の株式会社PoliPoliとの業務提携を発表した。「トークンコミュニティ」の企画やインセンティブ設計領域で協業を開始する。両社の知見を生かし、新たなビジネス開発を行うのが狙い。
「トークンコミュニティ」とは、ブロックチェーン技術で実装されたトークンを使って、生活者同士が価値交換を行うコミュニティとされている。トークンの仕組みで情報価値や信頼性を担保することで、共通の価値観を持った人々により独自経済圏を創ることも可能になると期待されている。
PoliPoliは、政治家と有権者のプラットフォームプロジェクト「ポリポリ」を運営するなど、国内ではまだ少ないトークンコミュニティのプレイヤーの1つ。一方、博報堂は9月に「HAKUHODO Blockchain Initiative」を発足し、ICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング)に関連したサービスの開発に向けたプロジェクトを始動している。