電通、スポーツマーケティングの新会社「電通スポーツアメリカ」を設立
株式会社電通は、アメリカでのスポーツビジネスの強化・拡大を目的に「電通スポーツアメリカ」を7月10日に設立すると発表した。
電通のスポーツビジネスは、スポーツコンテンツのマーケティング権を日系広告主に販売、国内広告キャンペーンの実施に協力したり、放送権を日本の放送局に販売代理したりすることを主な業務としてきた。
今後、スポーツビジネスのさらなる拡大のためには、世界各地域における同様のビジネス展開が必要と判断。
電通はまず、欧州拠点として「電通スポーツヨーロッパ」を2007年9月にイギリスに設立した。
世界最大のスポーツビジネス市場であるアメリカで、電通アメリカとの協業により、世界陸上や世界水泳など電通が保有するワールドワイドの権利セールスに加えて、ホスピタリティ事業や米国メディアとの新規コンテンツの共同開発も行う。
電通スポーツアメリカは、ニューヨークに本社を置き、資本金は55万USドル、従業員数は3名。