民放公式テレビアプリ「TVer」、1300万ダウンロードを突破 月再生数は4600万超
在京民放5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)は、共同運営する民放公式テレビポータル「TVer」(ティーバー)について、2018年4~6月期の利用状況を発表した。
それによると、TVerの2018年6月のMAUは609万、4~6月期の平均MAUは566万(1~3月期比123%)だった。アプリダウンロード数は、2018年6月に1300万ダウンロードを突破。4月にテレビスポットキャンペーンやデジタル媒体での広告展開を行ったこと、6月には「2018 FIFAワールドカップ特設ページ」を開設し、全64試合のハイライト動画と一部試合のLIVE配信を実施したことが奏功したとみられる。2018年5月の月間動画再生数も、過去最高の4626万回を記録し、4-6月期の月間平均再生数は4237万回だった。こちらも、1~3月期と比べ、平均127%と大きく伸長している。
なおユーザーアンケートにおいては、動画配信サービスで流れるCMについて、「無料だからCMが流れてもよい」という回答が、TVerを含む公式無料番組配信サービスでは64.4%だった、動画投稿サイト平均の50.7%よりも13.7ポイント高く、ユーザーのCMに対する許容度が高いとみられる。