2018年7月の消費意欲指数、ボーナスシーズンながら前年からの伸びはなし 博報堂生活総研
株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は、「7月の消費予報」を発表した。
20~69歳の男女1,500名に、「来月の消費意欲」を点数化してもらったもので、その結果、7月の消費意欲指数は48.7点で、6月より2.6ポイント増で、今年の最高値となった。特に女性については、前月比3.0ポイント増の伸び。ただし昨年7月からは0.4ポイント減で、前年同月比では横ばいとなっている。
7月は本格的なボーナスシーズンで、「ボーナスが入る」(18年6月44件→18年7月95件)、夏服などの「季節的な出費の予定や意欲がある」(18年6月83件→18年7月117件)、「旅行の予定がある」(18年6月26件→18年7月41件)といった意見が、前月より増加した。
一方で、前年と比較すると、とくに目立って伸びているものはなかった。「買いたいモノ・利用したいサービスがある」と答えた人の割合は前年から2.7ポイント減少しているほか、カテゴリー別でも「食品」「家電・AV」「書籍・エンタメ」「旅行」「レジャー」は、それぞれ前年より20件以上減少している。