デジタルガレージ、2018年3月期決算はマーケティング事業・フィナンシャル事業ともに好調

株式会社デジタルガレージは、2018年3月期(2017年4月1日~2018年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :601億6800万円(前年 364億5100万円)
営業利益  :23億1000万円( 同 7億2300万円)
経常利益  :50億1700万円( 同 36億7800万円)
当期純利益 :54億6000万円( 同 42億8900万円)

マーケティングテクノロジー事業は売上高が順調に拡大。広告種別では、ソーシャル広告の取扱いが拡大し、事業売上高は349億3800万円となった。
フィナンシャルテクノロジー事業では、決済事業を展開するベリトランス株式会社および株式会社イーコンテクストにおいて、引き続きCtoC領域(個人間取引)を中心に事業が順調に拡大。インバウンド決済、飲食や不動産、葬儀など各業界に特化した非EC決済や仮想通貨取引所向けの決済が増加し、決済取扱高が1兆5,000億円まで拡大した結果、事業売上高は209億5600万円となった。
インキュベーションテクノロジー事業では、米国企業向けデータセキュリティ領域のソリューション開発・提供事業において売上高が順調に拡大。保有有価証券の売却が進んだことにより、前連結会計年度を上回る売却益も計上し、事業売上高は31億2300万円となった。