ファンコミュ、業績予想を下方修正 iOS「ITP」によりネット広告市場が変化

株式会社ファンコミュニケーションズは、2017年12月期通期の業績予想(2017年8月1日発表)について、修正数値を発表した。

【2017年12月期通期 連結業績予想数値の修正(2017年1月1日~2017年12月31日)】
売上高  : 391億0200万円(前回発表 403億5800万円)
営業利益 : 57億4900万円( 同 62億9500万円)
経常利益 : 57億9300万円( 同 63億2700万円)
当期純利益: 42億2800万円( 同 45億5100万円)

cookieを識別し広告配信を制限する新機能「ITP」がiOS 11のSafariに搭載されるなど、ネット広告市場の変化により、広告予算の獲得が鈍化。これにより利益面において、予想数値を下回る見込みとなったとしている。
また市場の変化に対応するための費用が先行したことで、売上高固定費比率が上昇。利益率、利益額も予想数値を下回る見込みとなっている。