続々と登場するオフィス向けコピー用紙裏面広告
オフィス向けに、裏面に広告を印刷した無料コピー用紙サービスが続々と登場している。
株式会社スタジオ・エムは、広告掲載されたコピー用紙をオフィスに無料配布するサービス「ロハコピ」のサービス運用を発表、9月のサービス開始に向けて利用企業と広告主を6月15日より募集している。
新サービス「ロハコピ」はA4サイズの用紙が対象。片面に一般企業や店舗の広告を掲載し、事前に会員登録(無料)した利用企業に定期的に無料配布する。広告掲載サイズは全面広告、二分の一、四分の一の3種、予算により選択が可能となる。また無料コピー用紙は、スタジオ・エムが利用企業に直接納める。配送料は無料だが、当面は配布地域を東京・新宿に限定する。
一方で、オフィス機器リースのシャープドキュメント21ヨシダもコピー用紙裏面に広告やクーポン券を印刷したものを無料配布する「とくぺぱ」を開始。
同社も会員になった企業に対して毎月コピー用紙を400枚送る。
コピー用紙という確実にオフィスに届き使われるツールに広告を載せることで、手にとられ、目にされる機会が高くなるという広告主側のメリット、また、無料コピー用紙を利用することで事務用品コストの削減に活用できるという利用企業側のメリットがある。
コピー用紙を広告媒体化した例として、主に大学構内で学生向けにコピー代を無料にしたオーシャナイズの「タダコピ」などがある。