LINE、店頭販促に特化した新規ソリューションの本格提供を開始
LINE株式会社は、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」及び「LINE」関連サービスを活用した店頭販促ソリューション「LINE SP Solutions」の本格提供を開始した。
「LINE SP Solutions」は、「LINE」及び「LINE」関連サービスを活用することで、店頭オペレーションの軽減や店頭POPの削減、キャンペーン参加の促進、購買行動の把握といった店頭販促における課題を解決することを目的とした、店頭販促特化型のソリューション。個社個別のカスタマイズ型ではなく、汎用パッケージ化することで、シンプルな価格・仕様での提供を実現。同社は「LINE」及び「LINE」関連サービスの活用によって、飲料・食品等を中心としたメーカーと流通小売店舗、一般消費者の三者を繋ぎ、新たなコミュニケーション接点を創出していくとしている。
「LINE SP Solutions」の利用にLINE公式アカウントやLINE ビジネスコネクトの開設は不要で、単発での施策が実施可能。さらにLINE公式アカウントやビジネスコネクトと一緒に活用することで、プラットフォーム型のより高度なコミュニケーション設計が可能となる。また、今後はリサーチパネルなどによる購買検証(効果測定)も展開予定。
第一弾として、まずは店舗への集客から商品のサンプリングまでをワンストップで提供する「LINE サンプリング」を展開。月間利用者数7,000万人超(2017年10月時点)の「LINE」ユーザー基盤をいかした大規模サンプリングが最大の特長で、「LINE」のタイムラインの拡散性による大量リーチによって、キャンペーン応募回数50万~500万回、配布数10万本~30万本(過去実績より)といった大型サンプリング施策が短期間で実現するという。すでに大手飲料メーカーを中心とした複数社での実施が開始している。
「LINE SP Solutions」は今後、「キャンペーン実施」→「参加状況の把握」→「後追いプロモーション」→「次回施策の案内」といった流れを「LINE」内で全て完結させ、消費者の行動把握から1to1リーチまで、一気通貫での実施が可能な店頭販促特化型ソリューションとして成長していくという。