ネット動画サービス利用率、前年から9%増加し76%に 「AbemaTV」利用率は9.9% 博報堂DYMP調べ

博報堂DYメディアパートナーズは、「第5回動画サービス利用実態調査(2017年7月)」の結果を発表した。同調査は、2015年12月より年2回10万人規模のサンプル数で実施されている。
それによると、
ネット動画サービス利用率(1か月以内の利用)は76.4%で前年同期の67.2%から9.2%上昇していた。1日あたりのテレビ放送およびネット動画サービスの視聴時間は、全体(全調査対象者)が「テレビ放送175分、無料動画13分、有料動画3分」、無料動画サービス利用者が「テレビ放送172分、無料動画18分、有料動画4分」、有料動画サービス利用者が「テレビ放送175分、無料動画25分、有料動画24分」。ネット動画サービス利用の有無でテレビ視聴時間に差異はなく、“テレビ視聴にネット動画サービス視聴がプラスされている”状況が伺える。
また「テレビ局によるネット動画サービス」も利用率が上昇しており、民放8局が提供するキャッチアップサービス(見逃し視聴サービス)の利用率は前年の6.0%から10.0%に上昇していた。また「Abema TV」の利用率も前年の4.1%から9.9%と倍増していた。