博報堂DYMPと東京理科大学、AIを活用した次世代型メディア・コンテンツの共同開発を開始

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ スマートメディアラボと学校法人東京理科大学 理工学部 大和田研究室は、2017年8月からAIを活用した次世代型メディア・コンテンツの共同開発を開始したと発表した。
2017年1月に活動を開始した博報堂DYメディアパートナーズ スマートメディアラボは、スマートメディアデバイス上で展開可能な次世代型メディア・コンテンツビジネスの開発を模索してきたが、今回、東京理科大学理工学部 大和田研究室と共同で、次世代型音声メディア開発を推進していくことで合意。
第一弾として、2017年秋以降日本でも販売が予定されているスマートスピーカー向け音声メディアの開発を開始した。具体的には様々な媒体社が保有するニュース記事原稿を、AIを活用し解析・学習させることにより、スマートスピーカー用の音声として適した言葉づかいや長さにするなど、情報を最適化するシステムの開発を行う。これは、既存メディアが持つコンテンツの再価値化・価値向上を図ることにつながる取り組みにもなると考えているという。
また、各種データを解析・学習させることにより、ラジオなどの音声広告の考査を効率的に行えるようにする等、業務効率化システムの開発にも着手する予定。
これらの開発成果に関しては、博報堂DYメディアパートナーズに常設されている「メディアルーム」にて順次公開される。