電通と中国教育部、「電通・中国広告未来人材イノベーション協同プロジェクト」で調印

株式会社電通は、中国教育部(日本の文部科学省に相当)と「電通・中国広告未来人材イノベーション協同プロジェクト」(2017年~2020年)の調印式を行った。
電通と中国は、中国側からの広告人材育成への協力要請を受け、1996年~2004年に、中国6大学で「日中広告教育交流プロジェクト」を実施。研修員の招聘、広告講座、セミナー開催など、さまざまな支援事業を展開した。2005年からは「電通・中国広告人材育成基金プロジェクト」として、対象大学を中国全土に拡大し、300以上の大学で支援事業を実施した。委託研究、イノベーションラボ、客員講師派遣、教材の出版など新しいプログラムも追加。中国でセミナーを受講した教員数は約2,000名、広告講座を受講した学生数は12,000名超だという。
「電通・中国広告未来人材イノベーション協同プロジェクト」は、「電通・中国広告人材育成基金プロジェクト」を改称したもので、従来どおり、中国の大学を対象にさまざまな支援プログラムを推進していく。また、日中の「相互学習」「協同創新」を実現していくことを新たな目標とするとのこと。