北京DAC、中国のデジタルマーケティングソリューション企業と業務提携

D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社の連結子会社である北京迪愛慈広告有限公司(北京DAC)は、中国を代表するデジタルマーケティングソリューション企業である精硕科技(北京)股份有限公司(AdMaster)と、戦略的業務提携契約を締結したと発表した。
これにより同社は、AdMasterの各ソリューションの販売パートナーおよび運用パートナーとして中国におけるデータドリブンマーケティング支援を強化する。
同社はこれまで十年以上にわたり、中国市場において、デジタルマーケティング領域における幅広い広告業務を展開してきた。AdMasterと業務提携を行い、AdMasterの提供ソリューションと、DACHDグループがこれまで培ってきたグローバルでの広告運用/プランニングの知見を最大限に活用することで、中国市場における広告主・広告会社、媒体社に対して、本格的なデータドリブンマーケティングの実現を支援していくという。
AdMasterは、企業が自社で保有する1st Partyデータと外部パートナーが提供する3rd Partyデータを管理・活用できる「プライベートDMP」、信頼性のある第三者計測ツールとして市場で広く活用されている「広告効果測定ツール」及び「アクセス解析ツール」、中国市場での主要なSNSを網羅した「ソーシャルリスニングツール」、豊富なパネルに基づく「オンライン調査ツール」、WeChatのOpen IDを活用したオーディエンスへのメッセージングの管理やカスタマイズを可能にする「WeChat CRMツール」など、幅広いソリューションを展開している。
同社はこれらの各ソリューションの販売パートナーとして、導入や運用支援を実施。例えば広告主・広告会社に対して、AdMasterソリューションにおけるデータの取得/分析/活用等の支援をはじめ、AdMasterと連携するDSP等の運用も支援することで、オーディエンスデータを活用した、より効果的で効率的なマーケティングソリューションを提供していくという。また媒体社に対しては、上記に加え、オーディエンスデータを活用した広告商品の開発等、サイト運営や広告運用効率の向上に貢献するコンサルティングサービスも提供する。