電通、2017年1Q決算は増収増益の堅調成長 海外事業の大幅増加が貢献
株式会社電通は、2017年12月期第1四半期(2017年1月1日~2017年3月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
収益 :2298億1300万円(前年同期比 15.2%増)
売上総利益 :2172億6100万円( 同 16.2%増)
営業利益 :321億1900万円( 同 1.0%増)
四半期利益 :179億4300万円( 同 4.2%増)
国内事業においては、2017 WORLD BASEBALL
CLASSICの貢献などにより、売上総利益は前年同期比4.7%増と堅調に推移。海外事業の売上総利益は前年同期比29.2%増と大幅に増加した。
売上総利益のオーガニック成長率(為替やM&Aの影響を除いた内部成長率)は3.9%で、国内事業オーガニック成長率は4.7%、海外事業オーガニック成長率は3.1%となっている。なお、同社は2017年1~3月に海外で3社を買収しており、今後も企業買収に注力する方針という。
これらの結果、収益は前年同期比15.2%増と2桁成長。売上総利益、営業利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益のいずれも増加となった。