電通、スペインのデータ分析コンサル「ディビサデロ」を買収

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、スペインのデータ分析コンサルティング会社「DIVISADERO DIGITAL INTELLIGENCE SL」(ディビサデロ)の株式94%を取得することで、同社株主と合意した。将来的には完全子会社化する方針。
ディビサデロは2005年設立。マドリード、バルセロナに営業拠点を持ち、90名以上のエンジニアやアナリストなどを擁している。顧客企業のデジタル成熟度評価、戦略的ロードマッピング、テクノロジー・ベンチマーキング、データ収集および分析、オーディエンス・プロファイリングなどを提供している。スペイン5大銀行のうち3行が同社顧客企業だという。2016年12月期の収益(Revenue)は451万ユーロ(約5.4億円)。
今後は電通のグローバルネットワーク・ブランド「Merkle Group Inc.」(マークル)のネットワークに組み込まれる予定。ディビサデロのブランド名はそのまま残る。