GMOアドパートナーズ、前年の赤字から大幅改善し純利益1億円超に 2016年決算

GMOアドパートナーズ株式会社は、2016年12月期(2016年1月1日~2016年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高  :307億3700万円(前年同期比 9.3%増)
営業利益 :4億9700万円( 同 67.0%増)
経常利益 :5億0800万円( 同 30.7%増)
当期純利益:1億2800万円(前年 マイナス1億円)

GMO NIKKO株式会社、GMOソリューションパートナー株式会社などで構成されるエージェンシー事業では、Twitter・Facebook・LINEなどのソーシャル広告の売上高が順調に推移。2016年7月には「LINEビジネスコネクトパートナープログラム」の公式パートナーにも認定された。また、これまでアフィリエイトサービスを手掛けてきたGMOイノベーターズ株式会社を2017年1月にGMO
NIKKO株式会社へ吸収合併するなど、組織再編も実施した。これらの結果、エージェンシー事業の売上高は236億0500万円で前年同期比13.6%増、営業利益は8億6800万円と前年同期比34.7%増となった。
GMOアドマーケティング株式会社、GMOインサイト株式会社(旧JWord株式会社)などで構成されるメディア・アドテク事業では、2015年末にリリースしたスマートフォン向けアドネットワーク「AkaNe」が好調に推移したが、既存商材の売上高が減少し、メディア・アドテク事業全体としては増収減益となった。これらの結果、メディア・アドテク事業の売上高は97億3500万円で前年同期比3.4%増、営業利益は2億9700万円で前年同期比11.0%減となった。
これらの結果、前年の親会社株主に帰属する当期純利益はマイナス1億円だったが、今期は黒字化し、1億2800万円の利益となった。