12月の消費意欲指数、前月から一転し歴代2位の高スコア 博報堂生活総研

株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は、「12月の消費予報」を発表した。
20~69歳の男女1,500名に、「来月の消費意欲」を点数化してもらったもので、その結果、12月の消費意欲指数は56.1点で、前月比9.4ポイント増、前年同月比0.7ポイント増の高スコアだった。先月11月は、調査開始以来の最低値を記録するなど低調だったが、2014年12月の56.7点(2012年4月の調査開始以来最高値)に次ぐ歴代2位の値にまで上昇した。
例年通り、12月は消費意欲指数が高い月だが、消費意欲指数の理由(自由回答)を見ると、「クリスマス、年末年始の買い物」や「クリスマスプレゼント、お歳暮などの贈り物」など、季節ならではの出費を挙げる声が、前年より増加した。
一方で、買いたいモノ・利用したいサービスについては具体的な品目があがらず、「使い途は未定」という傾向が見てとれた。