日本郵政、博報堂との広告契約を停止。

 日本郵政は博報堂エルグによる郵便不正事件を受け、博報堂との広告契約を見合わせる。複数メディアが今朝、報じた。

日本郵政グループは責任代理店制を設けており、日本郵政グループのどの会社が広告を行う場合も、日本郵政が一元的に責任代理店に発注を行い、その後、各社が随意契約を結ぶ。
6月2日の鳩山総務大臣の閣議後記者会見では、日本郵政と博報堂の広告契約を問題視する発言があった。

鳩山総務大臣は記者会見で、
「郵便事業会社はこの5月22日、博報堂が契約手続規定で入札停止条件である、会社に損害を与えたものに該当するのではないかという異議申立てをしている。
日本郵政の博報堂に対する態度は典型的な癒着としか言い様がない。こういうことはガバナンスの問題。不正義であると断じたい。」
としている。

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