凸版印刷、紀伊國屋書店と業務提携。大日本印刷と丸善に続き。

 凸版印刷株式会社と株式会社紀伊國屋書店は、『大学向けソリューションプログラム』の開発および、提供について業務提携することで合意したと発表した。
6月より、本格的な全国展開を開始する。

『大学向けソリューションプログラム』は、凸版印刷が持つIT技術や、ICカード、デジタルサイネージなどの先端技術を開発したソリューションと、紀伊國屋書店が持つ学術コンテンツの流通・利用のノウハウと大学市場での営業力を組み合わせたサービス。
パンフレット制作や雑誌広告、書店店頭を絡めた広告展開による大学の広報・ブランディング支援から、e-ラーニングシステム、デジタル出版などの学修支援、ICカード学生証や電子掲示板を使った学内情報配信サービスなどの教務支援まで、幅広く大学が抱える課題の解決をサポートするとしている。

印刷大手と書店大手の提携では、大日本印刷と丸善の資本提携が行われており、書店を使ったプロモーションに注目が集まっている。