TYO、5期連続の増収ながら減益に 2016年7月期決算

株式会社ティー・ワイ・オーは、2016年7月期(2015年8月1日~2016年7月31日)の決算を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :298億9800万円(前年比 5.3%増)
営業利益  :14億6400万円( 同 22.3%減)
経常利益  :12億9600万円( 同 28.3%減)
当期純利益 :5億1600万円( 同 53.9%減)

第1四半期連結累計期間においては、売上高が想定を下回り、海外子会社の不振などもあり大幅な赤字となったが、第2四半期連結会計期間以降は、積極的な営業活動および各ブランド間の連携強化を推進し売上高が堅調に推移。当連結会計年度の売上高は5期連続で増加した。一方、利益面については、売上原価管理の徹底、海外子会社の販管費コントロールの強化を含めた改革を推進したが、第1四半期の出遅れを挽回するに至らず、営業利益および経常利益は前年同期比で減少。役員退職慰労金制度を廃止することにともなう役員退職慰労引当金繰入額の計上もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比で減少となった。