ショップチャンネル、景品表示法違反で排除命令。
公正取引委員会が、テレビショッピング最大手のジュピターショップチャンネル株式会社に対し、景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。
同社が08年1月から12月にかけて販売を行なっていた、食品保存容器「抗菌保存容器ターク」に関して、同社では抗菌容器と謳って販売をしていたが、実際には抗菌効果がなかった。
番組内では、「軽量で重ねて収納できる抗菌保存容器」などと映像で表示がされ、
WEBサイトでも「軽量で重ねて収納できる抗菌保存容器“タ
ーク”17点セット」等と紹介がされていたが、実際には抗菌効果がなかった。
公正取引委員会は同社に、再発の防止、役員・従業員への徹底などを命令した。
また、ジュピターショップチャンネルは、今年1月ころ、一般消費者に対し、表示と実際が異なる事実を一般日刊紙に掲載し、当該商品を購入した者に対し商品代金を返還する旨を告知した。