セブンシーズHD(東証)、通期業績予想を大幅下方修正。ラグジュアリー雑誌媒体が大幅に減少。

富裕層向け雑誌出版などを手がけるセブンシーズホールディングス株式会社(東証)は、平成21年3月期の業績見通しを発表した。
売上高は前回予想から5億7000万円マイナスの174億3000万円、営業損益は前回予想より4億6500万円マイナスの5億4000万円の赤字、経常損益は前回予想より3億4000万円マイナスの18億9000万円の赤字、当期純損益は前回予想より2億6000万円マイナスの18億6000万円の赤字となった。

修正の理由として、メディア事業を展開する出版各社で、シリーズムック及び書籍の早期返品の増加に伴い、平均返品率が増加、残存する売上債権に対する返品債権特別勘定等の引当金が計画より大幅に増加した、としている。
また、ラグジュアリー雑誌媒体の広告収益が大幅に減少した。