ソネットエンタテイメント、オンラインゲーム内広告試験サービスの結果報告。ほぼ全ての利用者が広告表示に好意的。

 ソネットエンタテインメント株式会社は、新広告ビジネスの本格的な展開に向け、実際に広告主の広告を掲載した「So-net PC オンラインゲーム内広告試験サービス」を、3月4日(水)から約1ヵ月間、子会社である株式会社ゲームポット運営のオンラインシューティングゲーム『ペーパーマン』にて実施、広告試験サービスの結果を発表した。
 試験サービスの目的は、So-net がゲーム内広告ビジネスに本格参入するにあたり、広告メディアとしての“広告価値”を測り、今後の新たな広告としての販売方法(メニュー、料金等)を決定すること。

同社の発表によれば、調査の結果は以下の通り。
・ほぼ全てのユーザーが、ゲーム内広告を好意的に受け止めている
・6 割以上のユーザーが、ゲーム内で広告を見たと言っている
・ゲーム内広告を見た層が、見ていない層より広告ブランドへの好感度が24 ポイント高い
・同様に、広告掲載サービスへの関心度も、広告を見た層が20 ポイント高い
・広告掲載の総露出量(トータルインプレッション)は226 万回 【30 日間】
・17~29 歳(高校生、大学生、20 代社会人等)が、広告を見たユーザーの3/4 を占める
・PC オンラインゲームの利用頻度は、4 人に3 人が「ほぼ毎日」

同社は今後の広告表示はゲーム内だけではなく、ゲーム前後のアピール(エンティング・バナー等)も考慮し、利用者が広告主の商品・サービスをより楽しめるような仕掛け、および課金に誘導できる仕組みを追求していくとしている。

また、So-net はこれより、各広告主に本格的に広告販売を開始する。