「株式市場新聞」発行の市場新聞社、自己破産申請。

帝国データバンクによると、株式会社市場新聞社は今後、自己破産を申請する。
同社は1956年(昭和31年)7月に創業、投資家を対象に、日刊紙『株式市場新聞』を発行するほか、証券三大紙の1社に位置づけられ、雑誌『株式にっぽん』(2008年4月に事業譲渡)の発行も手がけていた。

東京都中央区の本社ビルの売却や人員削減などリストラに努めていたが、昨秋のリーマンショック以降、販売部数および広告の減少が顕著となり、事業環境はさらに厳しさを増していたことで、明日発刊の5月1日付けをもって『株式市場新聞』を廃刊することになった。