日本テレビHD、15年3月期決算は増収増益

日本テレビホールディングス株式会社は5月8日、2015年3月期(2014年4月1日~2015年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :3624億9700万円(前年比 6.1%増)
営業利益  :423億8200万円( 同 5.7%増)
経常利益  :486億9600万円( 同 1.8%増)
当期純利益 :304億6700万円( 同 9.5%増)

主事業のコンテンツビジネス事業では、パッケージメディアの販売不振により物品販売収入が減収。一方で、地上波テレビ広告収入の増収や、HJホールディングス合同会社および株式会社タツノコプロの連結子会社化の影響によるコンテンツ販売収入の増加、連結子会社化したティップネスによる施設利用料収入の計上などにより、前年度に比べ6.1%増収の3,624億9,700万円となった。
一方で、コンテンツビジネス事業への先行投資増、生活・健康関連事業への参入などにより、経費が嵩み、営業利益・経常利益は、やや少なめとなったが、いずれも増益。前連結会計年度において、東京スカイツリーへの送信所移転にともなう特別損失を計上した反動や、投資有価証券評価損の減少などがあり、当期純利益は前年度比9.5%と、好調な結果になった。