博報堂、米リサーチコンサル会社と業務提携。無意識な生理反応や脳血流、脳波など使ったマーケティング。
博報堂は、米国のニューロマーケティング領域におけるリサーチ・コンサルティング会社「Buyology(バイオロジー)社」と業務提携したと発表した。
Buyology社は、全世界2,000名超の脳調査結果をまとめたニューロマーケティングに関する世界的ベストセラー「Buyology」(ランダムハウス/邦題「買い物する脳」早川書房)の著書名を冠する米国のニューロマーケティング専門のリサーチ・コンサルティング会社で、脳波調査を含む無意識マーケティング調査や無意識領域におけるマーケティングコンサルテーションを行う。
同社会長のマーティン・リンストローム氏は、五感ブランディング領域で、2005年より博報堂のアドバイザーとして契約している。
今回の提携で、博報堂は業務提携と併せ、同社と資本提携契約を締結し同社に取締役(非常勤)を派遣いたします。
昨今、脳科学の急速な進歩により、脳波計測が医学・教育の領域からビジネスの領域に応用されてきており、無意識な生理反応や脳血流、脳波などを手がかりとする“ニューロマーケティング”をマーケティングにも活用することが世界の潮流となりつつある。