アイレップ、14年1Q決算は増収増益

株式会社アイレップは、平成26年9月期第1四半期決算を発表した。

<平成26年9月期第1四半期の連結業績>
(平成25年10月1日~平成25年12月31日)
売上高:129億3,100万円(前年同期比19.5%増)
営業利益:1億5,400万円(同 71.0%増)
経常利益:1億5,600万円(同 68.6%増)
四半期純利益:9.400万円(同 55.8%増)

「運用型広告 絶対的ナンバーワンエージェンシー」「Marketia(マーケティ
ア)の進化」「広告周辺ソリューション事業の成長」そして「グローバル事業の基盤確立」という4つの目標を軸とする中期経営計画2016(2013年11月14日発表)に基づき、広告代理サービス、ツール提供サービス及びソリューションサービスの3つのサービスを展開した。
広告代理サービスにおいては、リスティング広告に関して引き続き当社の強みである運用力を活かし、市場でトップレベルのシェアを堅持している。また、これらに加えて、運用型ディスプレイ広告などを組み合わせて運用を希望するクライアント企業が増加しており、取扱商品ラインナップを拡充させるとともに取扱高も順調に増加している。更に、従来から取り組んで参ったアフィリエイト広告の取扱いが大きく伸長した。
ツール提供サービスでは、世界各国で利用されているプラットフォームをくまなく研究し、取扱いを可能とするだけでなく、これらの活用実績を積み重ねている。また、自社開発の「Marketia(マーケティア)」のクライアント企業への導入も進んでおり、広告運用の高度化及び運用効率の向上を図っている。
ソリューションサービスにおいては、SEOサービスが堅調に推移した。Google などの検索エンジンアルゴリズムの進化は、提唱しているSEO施策の市場評価を高めることにつながっている。その他、Webコンサルティングにおいても、「Google アナリティクス プレミアム」を業界に先駆けて提供を開始。さらに、今後拡大が期待されるコンテンツマーケティング分野の専業事業者として高い実績を誇る株式会社イノーバと2014年1月、資本業務提携を締結し、サービスラインナップの拡充を行っている。
なお、博報堂DYグループ企業、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下、DAC)と協力して事業を推進。クライアント企業への共同提案に加え、DACの子会社、株式会社モデューロが提供するDMP(データマネジメントプラットフォーム)を中核とするビッグデータビジネスに参画するなど、今後の運用型広告市場の発展に備えた活動も積極的に行ってきた。