アジャイルメディア・ネットワーク、上田怜史氏が新社長に

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(以下AMN)は、このたび2月13日に設立7周年を迎えるにあたり新たな経営体制への移行を内定したと発表した。

発表によると、3月1日より現取締役の上田怜史氏が代表取締役社長に、現取締役の高柳慶太郎氏が取締役副社長に就任し、今後取締役CMOに就く徳力基彦氏や開発部長CTO松村秀幸氏らによるサポートのもと、アンバサダーを重視したアプローチを推進していくという。
■新経営体制

代表取締役社長CEO  上田 怜史
取締役副社長COO   高柳 慶太郎
取締役CMO      徳力 基彦 
開発部長CTO     松村 秀幸 
社外取締役     高階 匡史 
社外監査役     竹田 茂  

発表によると、アジャイルメディア・ネットワークが今後より一層の飛躍を遂げるためには、アンバサダーを重視したアプローチを効率的に実施するためのアンバサダープログラムの確立と、そのプログラムを支えるためのシステムの開発が重要だと考えている。

こうした認識のもと、アジャイルメディア・ネットワーク設立から7年が経過したタイミングにおいて、アンバサダーを重視したアプローチにより一層注力するためにも、最適な体制を整えることが重要であると判断致し、今回の決定に至った。

今後、代表取締役社長の上田氏が、企業の業種別に最適なアンバサダープログラムの実践を通じた理論の確立に取り組む一方で、取締役副社長の高柳氏や開発部長の松村氏がそのアンバサダープログラムを支えるためのシステムやサービスの開発に注力し、取締役の徳力氏がアンバサダーを重視したアプローチの啓蒙活動や効果測定の基準確立に努めることで、日本におけるアンバサダー重視のアプローチやアンバサダープログラムのデファクトスタンダードを確立し、アジャイルメディア・ネットワークのビジョンである「ひとりの気持ち、ひとの気持ちを大切にしたマーケティング」の実現に向けた取り組みを加速していく予定とのこと。

【経営陣 略歴(敬称略)】

■上田怜史(うえださとし)
商社にて建材を取扱い建設会社、設計事務所への営業活動に従事。 2004年シーネットネットワークスジャパン株式会社に入社し広告営業担当。その後 株式会社 ディー・エヌ・エーにて「モバゲータウン(現mobage)」の広告・企画営業を担当した後、 2007年アジャイルメディア・ネットワーク株式会社入社。2009年3月より同社取締役に就任。 茨城県 いばらきインターネットテレビ事業 検討委員会委員 企業へのアンバサダーコンセプトに基づくマーケティング・コミュニケーション開発の支援をおこなう。

■高柳慶太郎(たかやなぎけいたろう)
2005年、楽天に入社。ポータルサイト「インフォシーク」の広告営業を経て、楽天ブログなどのCGM(消費者生成メディア)の収益化を担当。その後、行動ターゲティング、アドネットワーク事業の立ち上げなどに従事。2008年よりアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)に在籍し、現在は「ユーザーチャート」といったサービスを担当しながら、「アンバサダーリワード」「アンバサダーチェックイン」といった新プロダクトのプロデューサーを務めている。

■徳力基彦(とくりきもとひこ)
NTTやIT系コンサルティングファーム等を経て、2006年にアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。「カンバセーショナルマーケティング」をキーワードに、ソーシャルメディアの企業活用についての啓蒙活動を担当。2009年2月には代表取締役社長に就任。  ブログ以外にも日経ビジネスオンラインや日経MJのコラム連載等、複数の執筆・講演活動を行っており、2011年の登壇回数は100回を越える。また個人でも、WOMマーケティング協議会の事例共有委員会委員長や、政府広報アドバイザーなど幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。

■松村 秀幸(まつむら ひでゆき)
1979年静岡県出身。1999年にゲーム専門学校卒業後、Web制作会社に入社。その後、オンラインゲームの決済システムなどに従事。2011年12月よりアジャイルメディア・ネットワーク株式会社に入社し、2013年4月よりCTOとして「ユーザーチャート」や「アンバサダーチェックイン」などの新プロダクトの開発を行なっている。
個人では新作ゲームのソーシャルレビューサイト「がめ通」の開発・運営なども行なっている。