夢の街創造委員会(ヘラクレス)、通期業績を下方修正。景気低迷で退店数が増加。
「出前館」などを運営する夢の街創造委員会(ヘラクレス)は、平成21年8月期の通期見通しを下方修正した。
売上高は前回予想数値より6.7%減の11億2000万円、営業利益は同20.6%減の2億7000万円、経常利益は同11.1%減の3億2000万円、当期純利益は同14.3%減の1億8000万円となった。
主力の出前館事業でオーダー数及び1店舗あたりのオーダー数の拡大は継続しているものの、不況による消費者の支出抑制でオーダー手数料収入が当初計画水準には至らなかった。
また、外食産業の冷え込みやチェーン業態の見直しなどで退店数も想定を上回り、月額基本収入も計画に至らない見通しとなった。
同社は同日、主要株主をヤフーからCCCに変更すると発表している。