TYO、第2Q決算 TV-CM事業が好調で増収総益

株式会社ティー・ワイ・オーは、平成25年7月期第2四半期決算を発表した。

平成25年7月期第2四半期の連結業績
(平成24年8月1日~平成25年1月31日)
売上高:123億7,300万円(前年同期比4.7%増)
営業利益:8億1,700万円(同 5.9%増)
経常利益:7億5,500万円(同 55.3%増)
四半期純利益:4億7,200万円(同 272.7%増)

TV-CM事業が好調に推移した結果、売上高は前年同四半期比で増加した。また、第1四半期連結会計期間までに不採算海外子会社を連結除外したこと、及び当社グループ全体で収益管理を徹底したことにより、営業利益、経常利益、四半期純利益の全てにおいて前年同四半期比で増益となった。

セグメント別の概況は次の通り。

<TV-CM事業>
TV-CM制作業界の大手1社であることの優位性やクリエイティブ力を背景に、企画・制作機能の充実及び積極的な営業展開により、自動車、衣料、飲料業界等の案件を中心に受注状況が好調に推移し、当第2四半期連結累計期間では、前年同四半期比で増収増益に転じた。
以上の結果、当事業は売上高89億5,300万円(前年同四半期比7.5%増)、営業利益14億7,900万円(前年同四半期比0.4%増)となった。なお、販売費及び一般管理費には、M&Aによるのれん償却額1,200万円が含まれている。

<マーケティング・コミュニケーション事業>
昨年9月に瑞思華広告(上海)有限公司(Great Works China Co., Ltd)の出資持分及びグレートワークス株式会社の保有株式を譲渡したことによる連結除外に伴い、売上高は前年同四半期比で減少したが、企画・提案機能の強化により幅広い案件を獲得した結果、既存事業ベースでは増加した。利益面では、前年同四半期比で減少しているが、一部ブランドにおいては徹底した利益管理の効果が出始めている。今後も各ブランドにおいて、より一層の収益性の改善に取り組んでいく。
以上の結果、当事業は売上高27億800万円(前年同四半期比9.3%減)、営業利益4,000万円(前年同四半期比67.3%減)となった。なお、販売費及び一般管理費には、M&Aによるのれん償却額3,300万円が含まれている。