ナビプラス、株式会社コトハコを完全子会社化 レコメンド事業を拡充
ナビプラス株式会社は1月7日、ECサイト向けの商品レコメンドサービスとサイト内商品検索サービスを提供する株式会社コトハコのすべての株式を取得し、完全子会社化したことを発表した。
コトハコは、サイト内での閲覧履歴などを基にサイト訪問者に商品の購買を促すレコメンドサービス「コトハコレコメンドプラス」、サイト内商品検索サービス「コトハコECエンジン2」といった、ECサイト向けASP/SaaSサービスの開発と提供を主事業としている企業。
ナビプラスでは、大規模、中規模のサイトを中心に多く採用されているレコメンドサービス「NaviPlusレコメンド」を保有しており、中小規模のサイトに強みを持つコトハコのレコメンドサービスをサービスラインナップに加えることで、より幅広い市場をカバーするのが狙いと見られる。
今回のコトハコの子会社化により、ナビプラスとコトハコの両社を合わせたサービス導入社数の実績は、累積で600超、サイト内検索およびレコメンドサービスの提供事業者として国内シェア約30%となる見込み。
なお、コトハコのソーシャルメディア事業(Letternal・Area)については、現在同社の代表取締役CEOである山内学氏に譲渡される。