TV-CMや広告映像制作のTYO(JASDAQ)、7月期第2四半期決算発表。制作会社の淘汰進む。

テレビCMや広告映像の制作を手がける株式会社ティー・ワイ・オーは、平成21年7月期第2四半期の連結業績を発表した。

売上高は前年同期比7%増の156億4800万円、営業利益は同66.4%減の3億1000万円、経常利益は同81.3%の1億4200万円、四半期純損益は3億6900万円の赤字となった。
主力の広告映像事業では、広告主の放送メディアへの支出絞込みや制作費削減の中で、大手制作会社に案件が集中。
同業他社の淘汰が進んだ結果、同社グループの競争力が相対的に強まる形となった。
また、広告主の広告宣伝費用の見直しに伴って、展示会やイベント等の販促活動に広告主が動いたため、同社イベント関連のグループ企業がこれを受注。

こうした追い風はあったが、グループ企業の利益目標未達が重なり、赤字となった。