電通、2月度売上20%減。全ての分野で前年同月比減収。新聞の売上は同37%と大幅減。
株式会社電通は、平成21年2月度単体売上高を発表した。
全社売上高は972億1700万円で、前年同月比79.2%。
業務別では新聞が94億7000万円で前年同月比63.3%、雑誌は41億2100万円で75.1%と4マス媒体の中で特に苦しく、ラジオが16億6100万円で同96.4%、テレビが480億7900万円で同83.1%、インタラクティブメディアが17億1100万円で同91.3%、OOHメディアが21億2400万円で同83.8%、マーケティング/プロモーションが123億5200万円で同87.4%、その他は48億9600万円で同63.4%となった。
インターネット広告を含むインタラクティブメディアも9%近く落ち込んだ。
営業所別では、東京本社が797億2100万円で前年同月比79.3%、関西支社が143億9100万円で同83.2%、中部支社は31億400万円で同63.4%と、全営業所で前年同月比マイナスとなった。
中でも自動車メーカーからの広告費が大幅に絞り込まれた事が予想される中部は大幅な落ち込みとなった。