博報堂DYHD、2Q決算 大幅な増益でマイナスから回復

株式会社博報堂DYホールディングスは11月9日、2013年3月期第2四半期(2012年4月1日~2012年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :4943億3500万円(前年同期比 14.7%増)
営業利益  :113億6200万円( 同 356.5%増)
税引前利益 :126億0700万円( 同 226.8%増)
四半期純利益:61億9700万円(前年 マイナス8億8900万円)

「インターネット」「マーケティング/プロモーション」「グローバル」の3つの領域を重点戦略領域と定め、積極的な事業展開を継続し、売上高は4,943億3500万円と増収。
種目別では、すべての種目において前年同期を上回った。4マスメディアでは、前年第1四半期に震災の影響で大幅に減少したテレビスポットの出稿が好調に推移して、前年同期を大きく上回り、4マスメディア取引合計は前年同期だけでなく、前々年同期も上回った。4マスメディア以外では、とくにマーケティング/プロモーションが、前年第1四半期の震災影響からの回復に加え、新規連結子会社の寄与等があり前年同期を大きく上回った。
得意先業種別では、多くの業種で前年同期を上回り、売上構成比の高い「自動車・関連品」「飲料・嗜好品」等が大幅に増加した。またグループ全体での収益性向上のためのさまざまな取り組みを継続したことにより、営業利益は113億6200万円、経常利益126億0700万円と、いずれも大幅な増益となっている。
最終的に、税金等を控除した四半期純利益は、前年同期の8億8900万円損失から回復し、61億9700万円となっている。