博報堂DYグループ、ソーシャルメディア分析ツール「Topic Finder」を広告主向けに提供開始

博報堂DYグループの横断組織「博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター」は10月25日、グループ内で活用しているソーシャルメディア分析ツール「Topic Finder(トピックファインダー)」を、広告主企業向けに提供することを発表した。ASPサービス「Topic Finder For Advertiser(トピックファインダー・フォー・アドバタイザー)」として提供する。
「Topic Finder」は、博報堂が2007年にデータセクション株式会社の協力により実用化した、ソーシャルメディア分析(ソーシャルリスニング)ツール。ブログやTwitterなどさまざまなソーシャルメディア上の生活者の発言を収集し、発言の件数や内容を高速で集計・分析することが可能。収集するデータ量・範囲は日本でも最大規模とのこと。
従来「Topic Finder」は、博報堂DYグループ各社の社内のみで運用されていたが、「Topic Finder For Advertiser」では、「Topic Finder」のツールそのものを、事前キーワード設定を行った上で、広告主企業向けにASPサービスとして提供する。広告主企業のブランドや競合ブランド等のキーワード設定を支援する「事前キーワード設定サービス」も提供する。博報堂DYグループの担当者による「事前キーワード設定」のほか自由なキーワード設定も可能(定期的に分析できる最大5つのキーワードの他、不定期や緊急で分析を行う際にさらに3つのキーワード設定が可能)。