電通、チーム「ママラボ」を立ち上げ。不況下の新たな消費を探る。

株式会社電通の電通総研は、小学生以下の子どもを持つ母親と家族を対象にした研究チーム「ママラボ」を立ち上げたと発表した。

 同社によれば、団塊ジュニア世代以降の20~30代の母親は、それ以前のバブル経験世代とは全く異なる価値観を持つため、家族消費そのものを変化させているという。
ママラボでは、母親・家族を取り巻く環境の変化を予想し、母親の本心の寄り添い、変化に対応し得るソリューションを提案していく。

今回の調査では、「今どきのママ友づきあいは、親密で深い」「ママ友づきあいで増えるのは「ワイガヤ」「見栄」「子供投資」消費」などの結果を出しており、友達の多いママは消費のドライバーになっている、としている。

今後、電通総研のママラボでは、「ママの本音」インサイトの提供や、ママ・家族向け商品・ブランド開発サービスの実施、ママ・家族向け広告コミュニケーション・メディア開発等の企画、レポート・書籍の刊行などを行っていく。