地域新聞社、平成24年8月期決算は増収増益
株式会社地域新聞社は、平成24年8月期決算を発表した。
<平成24年8月期の業績>
(平成23年9月1日~平成24年8月31日)
売上高:26億2,600万円(前年同期比10.4%増)
営業利益:1億2,500万円(同 158.5%増)
経常利益:1億2,500万円(同 156.1%増)
当期純利益:5,700万円(同 128.3%増)
基盤事業である新聞発行等事業においては、既存発行エリアの広告主へのアプローチ強化策としてface to face営業を促進するとともに、地域新聞(フリーペーパー)だけでなくフリーマガジンの発行やモバイル広告「ちいこみ」とのクロスメディア化を推進し、商品力の拡充を図ることで広告主の満足度の向上に努めた。以前から準備を進めていた埼玉県の本格展開のスタートとして、平成23年10月と11月及び平成24年6月に埼玉県内に3版(吉川・松伏版、八潮版、せんげん台版)の新規創刊を行った。
また、折込チラシ配布事業においては、地図情報システム(GIS)を導入し、「地域ごとにどのような年齢層の人が多く住んでいるか」などの地域属性を地図上に色分けして示すことで、広告主個々のニーズに合ったターゲット層を絞込み、より高い広告効果が見込める配布地域を提案するサービスを開始した。
これらの施策の結果、基盤事業である新聞等発行事業及び折込チラシ配布事業においては、既存の広告主への継続的な販売が増加するとともに、新規取引顧客を拡大することができたため、その結果として、売上高の拡大を図ることができた。