民放テレビ各局、番組・CM音量感の差の解消へ
一般社団法人 日本民間放送連盟は、テレビ放送番組の音量・音質を適正でより聞きやすいものとするよう、音に関する新しい規準(ラウドネス)の運用を、2012年10月1日から全国の民放テレビ各局で開始する。
「ラウドネス」は、人が感じる音の大きさを数値で表す新しい“ものさし”であり、ITU-R(国際電気通信連合・無線通信部門)において国際標準化されている。民放テレビ各局は全ての放送番組(番組およびCM)で、この規準に準拠した制作・送出を行い、番組間やチャンネル間の音量感の差がこれまでより解消され、視聴者がさらに快適にテレビを楽しめるようになるという。