IMJの1Q決算、売上5%増 収益性向上で損失改善

株式会社アイ・エム・ジェイは、平成25年3月期第1四半期決算を発表した。

<平成25年3月期第1四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年6月30日)
売上高:31億1,700万円(前年同期比5.2%増)
営業利益:▲8,000万円(前年同期は4億5,900万円の損失)
経常利益:▲5,700万円(前年同期は4億5,100万円の損失)
四半期純利益:▲4,000万円(前年同期は4億1,500万円の損失)

創業事業であるウェブ及びモバイルインテグレーション事業における豊富な知見・技術・実績を強みに、自社サイト等に代表される顧客企業が保有するメディアや、近年利用者が増加しているソーシャルメディアを活用した「オウンドメディア、ソーシャルメディアマーケティング」、ウェブサイト上の膨大なマーケティングデータを分析・最適化を行う「データドリブンマーケティング」、これらの2分野を支える「クリエイティブ・先端技術領域への研究開発」をすすめ、顧客のデジタルマーケティングを支援する様々なソリューションを提供し、顧客関係を深化させ、顧客のデジタルマーケティング活動におけるROI(投資効果)の最適化を実現することで事業の拡大に努めた。
デジタルマーケティング事業は、季節性が強く、収益が第2四半期末及び第4四半期末に集中する傾向にあるため、当第1四半期連結累計期間においては、営業損失を計上した。
東日本大震災の影響により発生していた、一部顧客におけるデジタルマーケティングへの投資の抑制が回復したこと、また、高成長、高収益領域である「オウンドメディア、ソーシャルメディアマーケティング」、「データドリブンマーケティング」へ経営資源を集中し取り組んだことにより、売上高は前年同期より増収となった。
営業利益については、売上高の増収要因に加え、コア事業への集中による事業再編や、受注案件の採算性の改善及びコスト削減の取り組みの結果、前年同期より増益となった。特別損益としては、事業再編に伴う子会社株式譲渡による関係会社株式売却益3,800万円等により、四半期純利益は、前年同期より増益となった。