ミクシィ、1Q決算 純利益282%増 スマフォ、アプリ課金など好調

株式会社ミクシィは3日、平成25年3月期第1四半期決算を発表した。

平成25年3月期第1四半期の連結業績
(平成24年4月1日~平成24年6月30日)
売上高:35億3,900万円(前年同期比 18.5%増)
営業利益:8億8,900万円(同 162.5%増)
経常利益:8億7,100万円(同 212.2%増)
四半期純利益:5億6,200万円(同 282.4%増)

スマートフォン出荷台数が前年度比2.8倍の2,417万台(総出荷台数の56.6%)と、スマートフォン利用者の急増を背景に、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益すべてが前年を上回る結果となった。

セグメントごとの業績は次のとおり。

<ソーシャルネット事業>
売上高 32億8,300万円
(内訳)広告売上高:14億2,600万円
    課金売上高:18億5,700万円
セグメント利益:12億1,600万円

「mixi」においては、順調に拡大するスマートフォン利用者に対応するため、スマートフォン版「mixi」を中心に、機能やインターフェースを改善。収益面では、課金においてスマートフォンアプリのタイトルが順調に増加し、課金利用者も堅調に推移した。一方、広告においては、スマートフォン広告では広告メニューの整備を進め、広告出稿社数も順調に拡大したが、フィーチャーフォン広告が減少した。

<Find Job !事業>
売上高:2億3,900万円
セグメント利益:2億500万円

Web系求人サイト「Find Job !」においては、Web系の求人情報に特化することにより他社との差別化を図ることで収益の拡大を目指した。Web業界の求人動向は回復傾向にあり、取引社数も堅調に推移してきている。