日本テレビ、1Q決算 テレビ広告収入が好調推移で大幅利益増

日本テレビ放送網株式会社は7月30日、2013年3月期第1四半期(2012年4月1日~2013年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :835億6700万円(前年同期比 19.3%増)
営業利益  :112億5700万円( 同 103.7%増)
経常利益  :132億3200万円( 同 75.9%増)
四半期純利益:69億3500万円( 同 49.8%増)

メインであるコンテンツビジネス事業において、テレビ広告収入が好調に推移したことに加え、連結子会社の株式会社バップにおいて物品販売収入が増収となったことなどにより、前年同四半期に比べ135億4400万円増収の835億6700万円となった。営業費用は、コンテンツビジネス事業の増収に伴う費用の増加などにより、前年同四半期に比べ増加し、723億1000万円となり、営業利益は前年同四半期に比べ57億2900万円増益の112億5700万円、経常利益は57億1000万円増益の132億3200万円となった。特別損失において投資有価証券評価損を計上したことなどにより、最終的に四半期純利益は、前年同四半期比で23億400万円増益の69億3500万円となっている。

なおテレビ広告収入のうちタイム収入については、レギュラー番組枠での収入の増加などがあり、前年同四半期に比べ14億3700万円増収の266億2600万円。スポット収入については、スポット広告費の地区投下量が前年を大きく上回ったことに加え、在京キー局間におけるシェアが伸びたため、前年同四半期に比べ50億600万円増収の291億9100万円となった。