20代前半の女性、スマホ利用率はすでに約6割 ジャストシステム調べ

株式会社ジャストシステムは、「携帯電話・インターネットの利用に関する月例調査」の結果を発表した。同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用したもので、全国の15歳から69歳の男女2,200人から有効回答を得た。調査期間は7月9日~11日。
まず、「スマートフォンの利用率」は全体で32.4%。年代別では、15~29歳の利用率は男性が50.7%、女性が52%で半数以上となり、特に20~24歳の女性は58.0%以上が利用していた。
次に利用者に、「使っているスマートフォンのタイプ」を聞いたところ、「Android」が59.2%、「iPhone」が38.0%となった。年代別では、30~34歳の男性、15~19歳の女性などは「iPhone」の利用率が50%を超えていた。
「月1回以上利用しているショッピングサイト」は、「楽天」がもっとも多く31.5%、次に「amazon」が25.5%、「Yahoo!ショッピング」が6.8%となった。男性は「楽天」(28.2%)と「amazon」(30.7%)で差がなく、年齢別で24歳以下は「amazon」、50歳以上は「楽天」を使う傾向が見られた。一方女性は「amazon」20.2%、「楽天」34.8%となり、15~19歳で「amazon」のほうが高かった以外は、いずれの層も「楽天」のほうが利用者が多かった。
「価格比較サイト」を週1回以上、利用している人の割合は「ECナビ」が22.7%、「価格.com」が14.6%。男性は「ECナビ」(19.5%)、「価格.com」(20.0%)だったが、女性は「ECナビ」26.0%、「価格.com」9.2%で、圧倒的に「ECナビ」を利用するほうが多い。「ソーシャルサービス」の利用率については、「Facebook」が37.4%、「Twitter」が36.1%、「mixi」が25.1%となった。「Facebook」はほかに比べ、全世代の男女にまんべんなく利用される傾向にあるが、15~24歳の男女が「Twitter」、20代の女性が「mixi」「Facebook」の利用率が高い。「動画サイト」では、「YouTube」が90%の認知度で、「ニコニコ動画」77%、「Ustream」43%を上回った。
なお同社では今後、同テーマで毎月、定点調査を実施する予定。