クリーク・アンド・リバー社、2013年2月期第1Q決算 全セグメントにおいて増収増益

株式会社クリーク・アンド・リバー社は7月5日、2013年2月期第1四半期(2012年3月1日~2012年5月31日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :43億3300万円(前年同期比 16.6%増)
営業利益  :1億7500万円( 同 376.7%増)
経常利益  :1億7500万円( 同 233.4%増)
四半期純利益:7600万円(前年 100万円)

全セグメントにおいて増収増益を達成する等、グループ全体で事業が好調に推移した。
クリエイティブ分野(日本)としては、映像、ゲーム、Web・モバイル、広告・出版等のクリエイティブ領域で活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー事業を展開。ゲーム分野においては、ソーシャルゲーム分野の需要増に対応し、優秀なクリエイターの発掘・育成に努めた。なお現在、同社は6タイトルの自社開発タイトルを運営しており、業績に一定の寄与があるとしている。電子書籍関連においては、出版社等に向け、電子書籍化の制作受託から大手プラットフォームへの取次など多角的なサービスを展開している。一方、重点施策であるアジアマーケットへの取組みとしては、日本、中国、台湾、韓国の出版社と出版物ライセンスを仲介する出版エージェンシー事業、北京視易購伝媒科技有限公司との業務提携によるTV通販事業等を推進している。これらの結果、クリエイティブ分野(日本)は売上高26億9700万円(前年同期比9.4%増)となっている。
クリエイティブ分野(韓国)は、連結子会社CREEK & RIVER KOREA Co.,Ltd.が、クリエイティブ分野(日本)と同様のビジネスモデルを韓国にて展開。韓国では昨年7月に「韓国メディア法」が改正され、TV局が6局増加したことを背景に、クリエイターの派遣事業が順調に伸張した。これらの結果、クリエイティブ分野(韓国)は売上高5億4300万円(前年同期比13.2%増)となっている。
医療分野は、連結子会社株式会社メディカル・プリンシプル社が、ドクター・エージェンシー事業を展開。売上高4億3400万円(前年同期比13.8%増)となった。