VODサービス「もっとTV」にNHKが参加 全局あわせて約11,000本の番組をラインアップ
日本テレビ放送網株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社TBSテレビ、株式会社テレビ東京、株式会社フジテレビジョン、株式会社電通は7月5日、これらの会社が共同で推進するVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「もっとTV(テレビ)」に、日本放送協会(NHK)が参加することを発表した。NHKオンデマンドの約5,000本のVODコンテンツが、7月7日から提供開始される。
「もっとTV」は、現在放送中の番組視聴時間を拡大することを目的とする、放送局独自のVODサービス。インターネットTV(ネット対応テレビ)で番組を視聴中、リモコン等の専用ボタンを押すと、その放送局のVOD画面(売り場)に移動し、各放送局のコンテンツが購入できる。
かねてより、NHKは「もっとTV」への参加を検討していたが、コンテンツの提供に関わる準備が完了し、正式に参加を表明したとのこと。
なお、NHKオンデマンドのコンテンツは、スマートフォン・タブレット端末で利用できるAndroid向け「もっとTV」アプリには現時点では対応しない。対応の時期については現在検討中。
2012年7月5日現在、各放送局(NHKを除く)から、地上波の見逃しを含むドラマ・バラエティ等、約6,000本のコンテンツがラインアップされており、NHKがコンテンツ提供を開始することで、総コンテンツ数は、約11,000本となる。