ソーシャルゲーム事業6社、「ゲーム内表示等に関するガイドライン」等を策定

NHN Japan株式会社、グリー株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社ドワンゴおよび株式会社ミクシィのプラットフォーム事業者6社は6月22日、ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会として、「ゲーム内表示等に関するガイドライン」「リアルマネートレード（RMT）対策ガイドライン」および「コンプリートガチャ等に関する事例集」を策定した。
「ゲーム内表示等に関するガイドライン」では、ガチャにおけるアイテムの提供割合の表示等、サービスの透明性向上を図っているため、これに基づく自社の基準を運用することで、プラットフォーム上のゲームの利用環境が向上し、これにより、利用者にとって分かりやすい利用条件の明示を実現できる見込み。本ガイドラインに基づく運用は、9月1日より開始される。
「リアルマネートレード対策ガイドライン」は、ゲーム上のキャラクター、アイテム、カード、ゲーム内仮想通貨等を現実の通貨で売買する行為（RMT）を防止し、安全な環境のさらなる整備を目的としている。RMTを排除するにあたって効果のあった施策について例を示し、今後も互いに有益なものを取入れることを可能にしたとのこと。本ガイドラインに基づく運用は、6月22日より開始される。
「コンプリートガチャ等に関する事例集」は、消費者庁が5月18日に公表した考え方に基づきコンプリートガチャの範囲を具体的に説明し、コンプリートガチャ以外の事例についても、ゲーム提供会社が留意すべき点について解説したものとのこと。本事例集に基づく運用は、7月1日より開始される。
これらのガイドラインは、下記のURLでPDFとして公開されている。

ゲーム内表示等に関するガイドライン
http://www.cyberagent.co.jp/pdf/2012/0622_2.pdf
リアルマネートレード対策ガイドライン
http://www.cyberagent.co.jp/pdf/2012/0622_3.pdf
コンプリートガチャ等に関する事例集
http://www.cyberagent.co.jp/pdf/2012/0622_4.pdf