フォーサイド・ドット・コム(JASDAQ)、平成20年12月期、赤字転落。不況下でも好調のモバイル関連で、携帯電話機種変更の波読めず。広告宣伝費が利益圧迫。

株式会社フォーサイド・ドット・コムは平成20年12月期の決算を発表した。

売上高は50億4千2百万円で前期比52.0%マイナス、営業損失は2億3千5百万円、経常損失は2億6千9百万円、当期純損失は6千8百万円で赤字となった。
フォーサイドによれば、第2世代(2G)携帯電話向けの商材から、より収益性の高い3G商材へと収益構造の転換を図ったものの、予想以上に2G携帯の減少が進みサービス利用者が減少、一方で3G商材は消費マインドの低下で継続会員の伸び悩みに直面した。
さらに、9月末に解散した米子会社の事業再編・解散に伴う費用、積極的に取り組んだ広告宣伝費がかさみ、利益面に影響したとしている。