ウイルコHD、第2四半期業績予想を大幅に下方修正 売上高7.5%減で、四半期純利益マイナス1億5,200万円

株式会社ウイルコホールディングスは、最近の業績動向を踏まえ、平成23年12月12日に公表した平成24年10月期(平成23年11月1日~平成24年10月31日)の業績予想を修正した。

<平成24年10月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正>
(平成23年11月1日~平成24年4月30日)
売上高:102億6,300万円(前回予想より8億3,700万円減、7.5%減)
営業利益:▲2億1,100万円(同 1億9,100万円減)
経常利益:▲1億9,900万円(同 1億7,900万円減)
四半期純利益:▲1億5,200万円(同 1億2,200万円減)

情報・印刷事業の売上は順調に推移した一方、ダイレクト・マーケティング事業においては先行的な広告宣伝活動により顧客数は順調に増加したものの、アウトバウンドによるフォローが立ち遅れ、売上高は予想を割り込む結果となった。
利益については、情報・印刷事業における業務効率の改善による製造原価の低減、ダイレクト・マーケティング事業の第2四半期会計期間におけるリカバーを図ったが予想を下回る結果となった。
なお、平成24年5月1日付でダイレクト・マーケティング事業を行う新設分割設立会社の株式譲渡を行うとともに、平成24年6月4日付け「連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別損失の計上に関するお知らせ」にて既報のとおり、情報・印刷事業の子会社の異動を実施する等大幅な組織再編を実施した。
このような体制のもと、平成24年10月期の通期の連結売上高は、予想に比べ59億4,000万円(26.6%)下回る164億1,000万円を見込んでいる。
利益については、更なる製造原価の低減を進めるが、組織再編に係る一過性の諸経費約1億1,000万円の計上もあり、営業損益は予想比5億7,000万円減少の4億円の営業損失を、経常損益は予想比4億8,000万円減少の3億1,000万円の経常損失を、当期純損益は、新設分割設立会社の株式譲渡益22億9,000万円、子会社の株式譲渡損失5,100万円の特別損益への計上により、予想比18億3,000万円増加の19億7,000万円の当期純利益を見込んでいる。